約 2,371,321 件
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/463.html
新ジャンル「無頼娘」 268 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 00 24 31.98 ID qrop9MdKO がさがさ 男「女、ここ水漏れして破れてるぞ」 女「……」 男「女?」 女「あ……ごめんぼーっとしてた」 男「何泣いてんだよ」 女「雨粒が目に入ったの」 男「嘘つけ」 女「本当だよー」 男「素直じゃないな、無頼ってのも」 女「無頼は関係ないし」 男「なら、お前が素直じゃないんだ」 女「そうだよ、私はひねくれてんの」 男「素直になれよ」 女「やーだよ、一生素直になんかならないかんな。べぇっ」 男「いいよ別に。それならそれで」 男「ほどよい風向きになるのを、気長に待てばいいだけよ」 女「男も無頼の心が分かってきたね」 男「誰かさんとしょっちゅう一緒にいますから」 女「それもそうだね」 271 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/10/17(金) 01 06 49.87 ID seUcrRbt0 昼前のとある空き教室。 その隅で青年達は牌をつまんでいた。 友「男、ドベは全員に飯おごりだかんな」 男「ああ、言われなくても、わかってる」 男 (今月は正直キツイ(もちろん金銭的な意味で)。ここは負けられん…) 男 (だが、これでは……。 くそ、せめてこの五萬さえ切れれば……!!) 「死ねば助かるのに……」 男「………え?」 女「……………」 スレタイでまんまアカギみたいなの想像した っつか、新ジャンルって地の文はいったらアウアウ? 割ってはいってたらスマソ 272 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 01 09 10.91 ID KufBkti3O 271 嫌われやすいが、最近だと「濡れねずみ」ってのが、地の文ありで好評だった。 273 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 01 11 05.35 ID JsSFe7Nv0 泣く泣く使うこともある。終わらせるときとか、あると便利なんだ、これが 278 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 01 26 01.12 ID ksChE7DG0 女「時に男、AVは好き?」 男「なんだいきなり。まぁ好きな物もあれば嫌いな物もある」 女「それは良かった。実は、知人が結婚を機に処分したいと言ってきて。 山のように貰ったんだけど、欲しい? 裏も結構ある」 男「売ればいいじゃないか。端銭くらいはなるだろうに」 女「あ、そう。たまには親切にしてやろうと思ったのに。 AV捌けるようなルートあったかなぁ……」 男「やっぱ貰う」 女「え?」 男「女が親切してくれるなんて滅多に無いからな。ありがたく貰う」 女「そう。良かった良かった。ちなみに全部、熟女物だから」 男「……おい」 280 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 01 33 03.76 ID zHYvCKF7O >女「やーだよ、一生素直になんかならないかんな。べぇっ」 死んだ(*´д`) 282 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 01 39 30.38 ID ksChE7DG0 女「あー。極楽、極楽」 男「安上がりだな。煙草の一本で極楽なんて」 女「はは。まぁ、他に大した幸せも無いしね」 男「幸せか。幸せは自分で掴む物だって誰かが言ってた」 女「面倒だからやだ。煙草と酒と博打があれば、何もいらない」 男「駄目人間の典型だ。人間なんだから、もっと幸せに向かって邁進しても いいじゃないか」 女「うるさい」 283 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/10/17(金) 01 49 13.34 ID seUcrRbt0 271後 女、ありえない引きあがりの連続。 そのとき、友に電流(ry 男「いやぁ、助かった! 恩に着るよ」 女「そう」 男「なにかお礼させてくれないか。 …といっても、たいした事はできないが」 女「べつにいい」 男「そんなこというなよ、なにかないのか」 女「………たばこ」 男「え?」 女「ちょうど切らしてた」 男「ああ、そういうことか、お安い御用だ! すぐ買ってくるよ!」 女「…………」 続き書きたいけど寝る 284 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 02 05 16.89 ID ksChE7DG0 女「あれ」 男「どうした」 女「ライターが点かない。オイル切れたかな」 男「丁度いいだろ。これを機に禁煙しろ」 女「断る。ライターが無ければマッチを使う。どっかで貰ったのがあった筈」 男「煙草は身体に毒だぞー」 女「お、あった。煙草は身体の栄養だからな。欠かせないのだ」 男「……そのうち体壊すぞ」 女「別にいいよ。それはそれで」 285 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 02 22 13.46 ID ksChE7DG0 男「疲れた」 女「なんだいきなり。レポートでも書いた?」 男「違うよ。無性に人間関係が嫌になった」 女「喧嘩か」 男「大正解。最初は下らない理由だったんだけどなぁ。そのうち、段々と エスカレートして。終いには殴り合う寸前だった」 女「まぁ、そんな日もあるだろうよ。人付き合いなんだから」 男「今なら女が無頼でいる理由が分かる気がする。他人と関わりたくない時って 確かにあるよなぁ」 女「……友達は大事にしなさい」 男「分かってるけど。喧嘩したばっかだしなぁ」 286 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 02 38 19.10 ID ksChE7DG0 女「前から思ってたけど、男は優しい人だね」 男「そうか? ありがとう」 女「いや、別に誉めてはいない。寧ろ馬鹿にした」 男「なんだそら」 女「私は無頼が長いからなぁ。積極的に関わってくるような人はどうにも 苦手かな」 男「迷惑ってこと?」 女「違うけど。んー。なんと言えばいいのやら。 やっぱりどうでもいいや」 男「気になるぞー」 288 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 02 53 09.14 ID ksChE7DG0 女「死ぬ」 男「二日酔いで人は死にません」 女「死にそうなくらい気持ち悪い。一気飲みなんてする物じゃないな」 男「なんでしたんだよ、危ないな」 女「いや、なんとなく。少し生死の狭間を漂ってみようと思って」 男「相当に酔ってたんだな」 女「正直に言うと死のうと思った。なんとなく」 男「なんとなくで死ぬなよ。命は大事にしろ」 女「そう言うが、良く考えれば私が死んだ所で誰かが悲しむ訳でもないしな。 無頼者は寂しいね。あー、頭がガンガンする」 男「とりあえず水持ってくるよ」 女「ありがとー」 今日の夜十時か。お休み 294 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 03 55 37.28 ID yMiS8GtsO 女「どっかに五億くらい持ってる麻雀の強い爺さんでも転がってないかな」 男「なにを読んだかは聞かないがまずギャンブルで生計を立てるのをやめなさい」 女「完全実力主義の仕事と言ってもらいたいね」 295 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 01 55.04 ID yMiS8GtsO 女「ともあれ麻雀で稼ぐのも飽きてきたな」 男「そろそろまともに働いてみては」 女「株にでも手を出すか…ああ破滅の匂いがプンプンする」 男「頼むから俺を心配させないでください」 女「やばい考えたら興奮してきた」 男「聞いちゃいねぇ」 296 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 12 11.34 ID yMiS8GtsO 女「しかしこの生活続けてると世の中の事に疎くなるな」 男「まあ当然と言えば当然だ」 女「ベルリンの壁が崩壊したと聞いたときは驚いたよ」 男「待てお前いくつだ」 女「さすがに冗談だ」 297 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 16 19.12 ID /C+okJhA0 おもしろいな 298 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 22 39.03 ID yMiS8GtsO 女「引き際を知るってのは負けを認めるってことさ。だから限界を求めるんだ」 男「さいで」 女「自らの感覚、信念…そいつらを貫き通してこそ、そこに勝利が生まれる」 男「いいたいことはよくわかった。昼飯をかすめ盗って行ったカラスを3日も追いかけるのはこれきりにしなさい」 女「むぐう」 300 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 29 18.81 ID yMiS8GtsO 女「『卑怯』も『汚い』も、勝つための『技術』だと思うね」 男「またなにを言い出すんだこいつは」 女「いや金がなかったので電車で痴漢でっち上げて示談金たんまりって話」 男「さすがにそれは犯罪です」 女「わかっててやってるんだよ」 男「ですよね」 301 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 37 14.85 ID yMiS8GtsO 男「そうまでして自分を追い詰めて、綱渡りのような生活をする事になにか意味が?」 女「わたしからすりゃあ組織に従属して窮屈な毎日を送る人生に意味を見いだせないね」 男「相容れない、そういいことかな」 女「君は君の道を、わたしはわたしの道を」 男「たまにまともなこと言うな。ちょっと見直したよ」 女「惚れ直した?」 男「ノーコメで」 302 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 43 22.99 ID yMiS8GtsO 女「今日の相手は強かった。久々に痺れる読み合いだったよ」 男「金にがめついわけじゃなく、本当に勝負を楽しんでるね、君は」 女「それが唯一、人と心を通わせる手段。頭を下げて機嫌を取るだけが人間関係じゃない」 男「…歪んでいるね。君も、俺も」 304 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 51 36.41 ID yMiS8GtsO 女「珍しく落ち込んでるな」 男「取引先と上手く行かなくてな。上からも下からも責められて散々だ」 女「そうか…わたしは自分のせいで誰かが困ったりするのはごめんだな。自分だけで十分だ」 男「優しいんだな」 女「ある意味傲慢さ」 306 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 04 58 12.80 ID yMiS8GtsO 男「久々に会いに来たのに不機嫌そうだな」 女「今日は負け、負け。そして2日目。厄日か?」 男「日頃の行いがなんとやら、じゃないかな?」 女「わたしは日々イエスキリストに祈りを捧げコーランを欠かさず読んでいるのに」 男「そりゃイスラムの聖典だ」 女「宗教には疎くてね」 男「どこまで本当やら」 女「あー腹いてぇ…」 307 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 05 04 29.51 ID yMiS8GtsO 男「しかし女性一人で野宿というのも危険だろうに」 女「じゃあ何か?一緒に寝てくれる?」 男「そんな勇気もないけど放っておけないね」 女「…半端な気持ちで人を救おうとするな。それは相手を傷つけるだけだ」 男「わかった。じゃあ一緒に寝ようか」 女「やだよ気持ち悪い」 男「即答かよ」 308 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 05 13 44.35 ID yMiS8GtsO 女「あいつがこないのもまた珍しいな」 女「…空は青く、日は高く、か」 見上げた空に 幾千の羽 小さな祈りを乗せて 舞い上がれ 女「…歌はいいねぇ」 309 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 05 19 22.47 ID yMiS8GtsO 男「いい声してるじゃないか」 女「聞いてたのか」 男「歌手でも目指せばどうかな?今からでも間に合うさ」 女「人前に立つのは苦手でね」 男「かわいいとこあるじゃない」 女「殴っていいか」 男「勘弁」 310 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 05 29 20.56 ID yMiS8GtsO 男「遊びほうけているときふと我に返るように、仕事の最中自分がなにをしてるのかわからなくなる事があるよ」 女「だけどそれは君が選んだこと。社会に属し、そして組織に身を置くこと」 男「どこかで道をまちがえたかな?」 女「大切なのは仕事ができるとか特別な能力があるかじゃない。自分の望んだ自分になれたか、さ」 男「…小難しい事は苦手でね」 女「わたしもだ」 男「どうだか」 311 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 05 41 13.64 ID yMiS8GtsO 女「何もかも捨てて、思うまま自由に生きてみたかった」 男「自分の事を話すのは珍しいね。どんな風の吹き回しかな」 女「なんでかな、君にはわたしを理解してほしい、そんな気になっただけさ」 男「…申し訳ないがやはりお互いに相手の生き方は理解出来ないだろうね」 女「…そうか…ま、あそうだろう、なぁ」 男「いい歳して泣くなよ」 女「うるさいこっちみるな」 312 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 05 51 29.22 ID yMiS8GtsO 男「ワイルドだが随分豪華な食事だな」 女「たまには贅沢もしたくなる」 男「まさかとは思うが、盗んだんじゃないよな」 女「ああその手があったか。まあこれは自分で狩りに行った」 男「言わなきゃよかったな。ついでに言うならそれは密漁って言うんだよ」 女「自分でとったのに犯罪になるの?」 男「知らないのか」 女「私にもわからない事くらいある」 男「気をつけな。正しいのは自分だけじゃない。一つもらうね」 女「あってめぇこの…」 男「ウニは生に限る」 313 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 06 01 16.41 ID yMiS8GtsO 女「雷怖い雷怖い」 男「意外な弱点が」 女「大きい音は苦手だ。突発的だからなおさら驚く」 男「ゴロゴローぴしゃー」 女「うわぁぁぁってアホか」 男「そんだけ余裕あるなら大丈夫だ」 女「気ぐらい紛らわさせろ」 男「あれって空気が音速で膨張したときの音らしいよ」 女「いや知らんし…」 326 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 15 34 21.58 ID yMiS8GtsO 男「女性の喫煙はあまり感心しないな」 女「男女差別反対ー」 男「元気な赤ちゃん生めないぞ」 女「そういう欲は捨てた。まあ相手が金出してどうしても、て言うなら考える」 男「ギャンブルはもう止めないがそれだけは止めなさい」 女「じゃあなにか?君が生活保証してくれんの?」 男「そういったことを頻繁にしているようなら考える」 女「じゃあ結婚しよう」 男「喜んで」 女「やだよ気持ち悪い」 男「言うと思った」 女「だろ」 335 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/10/17(金) 18 39 12.19 ID SvHPH6ZT0 「で、これはどういうつもりだ」 「つもりも何も…ただのダンボールの山だが」 「そうか嫌がらせか」 「生活の足しにでもなればと」 「成る程嫌がらせなんだな」 「だって生活大変そうだし」 「お前が思ってるような生き方はしてないっ!!」 「あれ?俺怒られるような事した!?」 「そもそも無頼として お前の情けを借りる訳にはいかないし」 「そうか残念だな 酒も持って帰るか」 「まぁ待とうか」 336 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 19 02 41.77 ID qrop9MdKO 女「いたた…」 男「どうしたその怪我!?」 女「麻雀負けてバックレようとしたら、捕まってフルボッコされたー」 男「とりあえず血ぃ拭え。そんで治療してやるからうちにこい」 女「ううん、今男んちいったら男にも迷惑かけちゃう」 男「気にすんな。俺はお前の巣になるって決めたんだから」 女「怖いお兄さん来るぞ?」 男「そんときゃ一緒に逃げりゃいい」 女「じゃあ、頼んだ」 男「軽っ」 女「私もお前に頼るようになっちゃったのかな。無頼失格だね」 男「よいよい、俺としちゃそっちのが嬉しい」 女「男ー」 男「ん、何?」 女「ありがとなー」 男「いいってことよ」 344 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 20 25 20.63 ID qrop9MdKO 女「なんかさー」 男「段ボールから顔だけ出してどうした」 女「こーして見ると私って、女スネークみたいじゃね?」 男「ソリッドスネーク知ってんのか」 女「まあね。でもそういえば、潜伏する系のヤバい仕事はやったことないなー」 女「あーあ、某宗教とか某利権団体とか、危ないとこに潜伏して取材してみてー」 男「お前にゃ段ボールハウスがお似合いだ」 女「うー、まあ私のことを心配しての発言だと受け取っておこう」 男「そうそう」ばんばん 女「我が家を叩くなー、壊れるー」 347 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 20 53 12.86 ID qrop9MdKO 女「男、ちょっとこい」 男「ん?」 女「ブランコ乗るから、背中押してくれ」 男「なんでまたブランコに?」 女「後で教える。今は背中を押すだけでいい」 男「……?」 ----キィッ、キィッ 女「………」 男「後で教えるとか言いながら、なんで黙る」 女「うるさい、今考え中なんだから静かにしろ」 男「…へーへー」 女「……」 男「……」 349 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 10 56.50 ID qrop9MdKO キィッ、キィッ 女「……男ー」 男「あ?何だよ」 女「お前は一体、私のどこに惚れたんだ?」 男「さあね……わかんねー」 女「自分でも、分かんないのか」 男「そうだな。ただよ」 女「ただ?」 男「俺よりしっかりしてるくせに、俺よりふらふら生きてるお前を見てると、 なんかこう、妙な気分になることは多々あったな」 女「妙な気分…?」 男「おう。恥ずかしいのを覚悟で言っちまうと、これが愛しいって感じなのかなとか、思ったりした」 女「プッ…」 男「笑うなっ!」 女「ごめん、でもその顔で愛しいって……ブフッ」 男「笑うなっつうの!」 女「ごめん、本当にごめん」 350 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 17 15.94 ID qrop9MdKO キィッ、キィッ 女「笑ってごめんよ…」クスクス 男「クスクス言いながら謝られても、説得力ねーよ」 女「いやーね、私には恋とか愛とか無縁だと思ってたから、ついね」 女「私って根っからの無頼性じゃん。だから誰かに好意を向けられても、冗談みたいにしか思えないんだよね」 男「自分で聞いたくせに……」 女「悪い悪い」 351 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 21 49.28 ID yMiS8GtsO 女「終わりと言うものは平等に分け与えられるものだ。それが遅かれ早かれ、な」 男「この生活のことかな」 女「まあいつ終わりがくるかわからないから人生楽しまないとな」 男「最近君が羨ましいよ」 女「誉めても昼飯わ分けんぞ」 男「時間なくて食いそこねたんだよ」 352 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 27 00.81 ID qrop9MdKO キィッ、キィッ 女「私は、一生一人で生きてくんだと思ってた」 男「そりゃあ無理な話しだろう」 女「だって、誰かと一緒になっても、私はそいつを裏切って旅に出ちゃうかもしれない」 男「というか、きっと出るよな、旅」 女「うん。けどさ、お前はそんな私がいい、そんな私を待ち続けるって言ってくれたんだよ」 男「……言ったな、そういえば」 女「嬉しかった」 男「そうか」 女「だから、私もそろそろ身を固めるころかなって思ったんだ」 男「…あ?」 女「男、私と籍を入れてくれない?」 354 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 32 43.53 ID qrop9MdKO キィッ…… 男「………」 女「その唖然とした顔、駄目なのか?」 男「だ、駄目じゃない。駄目じゃないが、お互い早すぎないか?」 女「大丈夫。私は今まで通り自分の食いぶちは自分で稼ぐし、それで君に迷惑かけるようなへまはしないよ」 男「………」 女「だからこそ、もう一度言う」 女「男。私と…け、け、結婚してくれ!」 男「………はぁ」 355 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 40 22.76 ID qrop9MdKO 男「びっくりした…お前突然何を言い出すんだよ…」 男「たまには素直になってみただけだ」 男「にしてもなぁ…」 女「私との結婚は嫌?」 男「あ、いや……ただ不安なだけだ」 男「俺にお前みたいな自由人の相手が務まるのかどうか……」 女「その点に関しては、私は誰よりも君を信頼してるよ」 男「はぁ、じゃあまあ……よろしくお願いします」 356 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 48 53.97 ID qrop9MdKO 女「…ふーっ、緊張したー」 男「なんだなんだ、急に素に戻りやがって」 女「だって、当たり前だけどプロポーズなんて初めてだったんだも~ん」 男「にしてもキャラ変わりすぎだろ」 女「あー恥ずかしかった!」 男「さてはお前、照れ臭くて顔見られたくないからブランコなんか乗ったんだろ」 女「うぐっ……」 男「その顔、図星だな」 女「そうだよその通りだよ文句あっかー!」 男「いや、むしろ俺も赤面してるから顔見られたくない」 女「男も、恥ずかしかったのか…」 男「そりゃそうだ」 357 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 53 50.36 ID 2vmv2MMr0 可愛いwww 肝心なところで名前が「男」だったのに吹いたけどw 359 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 21 56 36.30 ID qrop9MdKO 男「そうだ、いいこと考えた」 男「女、ちょっとそのままの格好でいろよ」 女「え?」 男「とりゃっ!」 ぎゅっ 女「!!!」 男「こうして後ろから羽交い締めにしたら、お互い顔見られなくてすむぞ」 女「あ、ぁぅ…」 男「どーした、女?」 女「………///」ボシュー 男「ははっ、ショートしちまったか」 女「は、恥ずかしいだろがっ。離せ!!」 男「やだよ、お前は無頼なんだから離したらどっかいっちまうだろ」 女「う、うぅぅぅ…」 男「……女、これからもよろしくな」 女「お、おう///」 おしまい 361 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 22 01 05.51 ID qrop9MdKO 357 やっぱりやらかしてたかw というわけで終わりです。支援して下さった方や読んで下さった方ありがとうございました 1のレスより支援レスのが多いというのも珍しいような…… ともあれ皆さんお疲れ様でした 久しぶりに三日持った新ジャンル立てれて嬉しかったです 364 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/10/17(金) 22 03 36.85 ID ebXhQ2e8O 男「 359乙。」 女「じゃ、祝い酒でも飲むか。」 男「そうだな。つまみは何にする?」 女「塩で十分だ。味噌でもいいぞ。」 男「枝豆あるけど、塩だけでいいんだな?」 女「…枝豆も欲しいです。」 365 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 22 05 01.70 ID JsSFe7Nv0 乙、参加できたことを嬉しく思うよ。また、どこかで会おう 366 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/17(金) 22 05 06.03 ID ksChE7DG0 最後のレスなら皆が幸せになる 書いてて楽しい新ジャンルだった PREV 新ジャンル「無頼娘」01_vol03 NEXT コメント 感想・要望などご自由にどうぞ
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/329.html
男「ベム!」 女「ベラ!」 少年「ベロ!」
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/667.html
女「はー・・・男くん・・・」 女友「どうしたの?」 女「1組の男くんかっこいいなぁって・・・はふー」 女友「御三家か・・・アンタ勝ち目ないよ?」 女「御三家?」 女友「そう。同学年の男くん、俺くん、学年下の弟くん合わせて御三家」 女「あー、モテるもんねぇ・・・」 女友「やめときなって。ただでさえ、1組は美人の集まりなんだし。それに、男くんには三柱の護りが付いてるからね」 女「三柱のまも・・・り?」 女友「ツンさんでしょ、クールさんでしょ?あと、ヒートさん」 女「ミス学園の1位と2位・・・」 女友「そ。周りにはいつもその誰かがいるから、誰も近づけないし」 女「んー・・・」 女友「アンタもかわいいと思うけど、1組の奴らはもはや人外の集まりじゃない?」 女「うー、確かに理解できない趣味の人とかいるもんねー」 女友「1組ほどじゃないにしても、2組、3組だってそれに近しいものがあるから近づきにくいし」 女「女友ちゃん、詳しいね?」 女友「あー。私も、御三家に一度は恋しちゃったからね」 女「えっ!そうなの!?」 女友「男くんは三柱の護りが居た時点で諦めたし、俺くんには親衛隊いるでしょ」 女友「弟くんなんて、三年生と付属中学にファンクラブがあって、告白しようものなら呼び出し食らっちゃうもん」 女「ふーん・・・」 女友「ま、私たちは普通の恋しよ?その方が傷つかないって」
https://w.atwiki.jp/newgenreschool/pages/792.html
友「ぉおおおおあああああ!!!!落ちるぅううううう!!!!」 キュイーーーン、ドスン 友「いてえ!」 友「あっ男、おとこぉおおおお!!!!」 友「包茎!短小!小2の時ウンコ漏らし!!」 友「いないかぁ………でもサイレンの音もないし、変な奴もいないし」 友「帰ってこれたんD」 機動隊「目標確保!」チャキ 処理班「爆発物なし!」チャキ 刑事「教えろ、お前は何者だ!」 友「帰ってきてない………」 第二章「平行世界再び」 友「何者だ?ははーんそういう事ね、お答えしよう!」 ジャンルライドゥ…ゼンラ!! 機動隊「・・・・・・」 処理班「・・・・・・」 刑事「・・・・・・へ、変態だぁ!!」 全裸友「あ、あっしまった!ちょっとタンマ!!」 刑事「全署員に告ぐ、これより目標を未確認生命体5号に認定、出来るだけ捕獲せよ!」 全裸友「あっちょっと待って!!」 刑事「あと人型に近いがかなりの変態だ、注意しろ!!」 機動隊「麻酔弾撃て!」 処理班「未確認生命体合同捜査本部に連絡、急げ!」 ドシュッ 全裸友「痛ってえ!テメェ人間になんて物撃ち…………やが…る………」ドサッ 機動隊「目標倒れました」 刑事「確保!」 友「うーん…………zzz」 友「うーんー…………はっ、ここは……」 刑事「刑務所だ」 友「刑務所?俺死ぬの?嫌だよ!せっかく変身出来たのに」 刑事「未確認生命体5号、お前の呼び名だ………」 友「はぁ?俺は人間だよ!普通の18歳だよ!」 刑事「未確認生命体5号、お前は何故この世界に現れた?他の仲間はどうした?」 友「仲間?そんなのいねえよ」 刑事「素直に吐かんと裁判所に連れて行かれる前にここで死ぬ事となる」 友「いねぇったら!!」 刑事「ならここで一生過ごせ」カツカツ 友「ちくしょう!どうなってんだよこの世界は!」 警官「警部大変です!」 刑事「どうした、そんなに慌てて」 警官「未確認生命体4号が現れました!」 刑事「なんだと!署員に告げろ、市民の避難と建物の保護、機動隊を先程の倍用意しろ!すぐにだ!」 警官「はい分かりました!」 友「はぁ…………」 ビーッビーッビーッビーッ 緊急連絡、緊急連絡、未確認生命体4号を確認、全員すぐさま配置につけ 繰り返す、緊急連絡、緊急連絡 友「うぉ何の事だ!?」 刑事「早速お前の仲間が現れたらしいな」 友「仲間なんてい………(待てよもしかすると男かもしれない)」 刑事「その顔は否定出来ないという感じだな」 友「その4号って奴に会わせてくれ!」 刑事「バカを言うな、お前は未確認生命体5号だ、きっと何か企んでいるに違いない」 友「なら手錠でも足枷でもしたら良いだろ!会わせろ、それでハッキリする!」 刑事「ふん、本来一度捕まえた犯罪者を放す事はしないんだがな……」 ガチャッ 友「さ、サンキュー!」 刑事「勘違いするな、お前には爆弾をつけた。俺から20m離れると爆発する、じゃあ行くぞ」スタスタ 友「えっちょ、歩くの早いよ!!」 キャーワーワー ?「ギガガガガ!!」 警官「撃て撃て!」 ?「ギガゴ?グガー!」ジュッ 警官「がはっ………」ドサッ ?「ギガガガガギガゴ!」 刑事「未確認生命体4号はどうした!?」 処理班「現在行方をくらませています、そこへ新たな未確認生命体が…」 刑事「物事はいつも上手くいかないもんだな、今から奴を未確認生命体6号と認定、被害が大きいと判断、射殺しろ!」 6号「ギガゴギガーーー!!」ビシュンビシュン 機動隊「ぐああああああ!!手が!」 友「うわぁああ!」 刑事「死ねぇ!」ドキューンドキューン 6号「ギゴ!ギガァ!」ブシュッブシュッ 友「効いてる!」 6号「ゲゲゲグガー!!」ビシュン 刑事「くそっ銃が!」 友「おい刑事さん、爆弾外してくれよ。俺が戦う」 刑事「バカを言うな、お前を逃がしてたまるか」 友「このままじゃ二人とも死ぬぞ!」 刑事「やはり犯罪者など出すべきではなかった………くっ」 友「おい気絶すんな!外せねえだろ!」 6号「グガーグガグガ♪」ドスンドスンドスン 友「ちくしょう!!!」 ?「そこまでだ怪人!ジャンラー・変身!」 ――キュリキュリキュリン 4号「私はお前を許さない」 友「変身した………」 6号「ギガァガガガガ!!」ビシュンビシュンビシュン 4号「効かないよそんなもの!」カキンカキン 6号「グガァ!!」ビュイーン 4号「セットオン・ライスシャワーキック!」ズガガガン!! 6号「グ……ガー……」ドシャッ 友「強…い…」 刑事「貴様は一体何者だ!何故仲間を殺した!」 4号「仲間?そんなものいないけど」 刑事「嘘をつくな、こいつはどうなんだ?」 4号「子供に興味はない」シュインッ 刑事「くっ………」ガクッ 友「刑事から離れられないし、連れて行くしかないのか……」 病院 刑事「まさか犯罪者に助けられるとは……」 友「俺はそんな危険な奴じゃないんだ!早く爆弾外してくれよ!」 刑事「心配ない、爆弾など最初から付けていない」 友「ええ?」 刑事「いくら未確認生命体としてもそのような非道徳的行為は警察官には出来ないからな」 友「………なーんだ」 刑事「聞かせてもらおうか、4号とお前は別なのか」 友「あーそれは俺にも分からないや、ただジャンラーってのが気になった」 友「俺が前にいた世界と変身方法が違った」 刑事「なるほど………」 刑事「平行世界という物を信じろだと?バカを言うな」 友「本当なんだ、俺は前の世界で変身を学んだ、俺たちの世界じゃ変身自体存在しないんだ」 刑事「全裸になるなんて羞恥心のない奴なら誰でも出来るだろ」 友「全裸でも強いんだよ!」 ?「刑事さん大丈夫ですか?」 友「この声は………!」 刑事「女ここは病室だ、そんな米俵はいらない」 女「だって食べてほしいんだもん」 友「女ぁあああああ!!」 刑事「なんだ5号、女を知っているのか!」 友「いやぁーまた会えて嬉しいよーやっぱり俺を追って来てくれたんだね」スリスリ 女「あなた……いや、あの誰ですか?」 刑事「彼女は冒険家の女さんだ、まさか平行世界にも彼女の番組が流れているのか?」 友「あれ?なんか雰囲気違うね、髪伸びた?」 女「いえ?そんな事はない…よ?」 友「違う女さんか………平行世界のばか野郎」 女「とりあえず、ごめんなさい」 ニュース速報「今日昼頃南区で未確認生命体6号を発見、 周囲に被害が出ました。この事件で3人が死亡、12人が意識不明の重…ピッ」 女「・・・・・・お仕事大変そうですね」 刑事「ああ、未確認生命体4号は以前謎のまま、5号は平行世界などと抜かしやがる」 友「その呼び方やめろ!俺は友だ」 プルルルル 刑事「おっと、はい刑事です」 女「病室で携帯は禁止ですよ」 刑事「おいテレビを付けろ」 女「はっはい!」ピッ ニュース速報「速報です、西区で怪人を2体発見、未確認生命体合同捜査本部は先程新たに7号、8号と認定し…」 女「!」 友「!」 刑事「くそっ行かなければ」 女「危険です!それにまだ怪我が!」 刑事「俺が行かないと部下が間違った判断を取るかもしれんだろ!」 友「くそっ!」バンッ 刑事「5号!お前はまだ犯罪者だぞ!」 女「刑事さんはここにいて!私が止めますから!」 友「あんな化け物と俺を同じ扱いにしやがって!俺が倒してやる!……西区ってどっちだ!?」 女「行かせないわよ友君!」ドルルル 友「俺ならあいつらを倒せるんだ!」 女「なにを根拠にそんな事を…」 友「俺、変身が出来るんだ!」 女「分かった………友君、乗りなさい!」ドルルル… 友「女さん!」 ギュイーン 友「あの!女さん!」 女「運転中は喋らない!舌噛み切るよ!」 友「4号って敵なんですか!?」 女「え?なんだって?」 友「だから4号は」ガタン 女「何なの!?」キュリキュリ!キキー!! 7号「マハマハハハ!」 8号「プチガルテンクス……」 友「待ち伏せってやつか、知恵つけやがって!変身!」 ジャンルライドゥ…ゼゼゼゼンラ!! 女「きゃあああー!」 全裸友「女さん目をつぶって!」 全裸友「必殺ギガヌードブレイクゥゥ!!」 7号「マハマハハ!???」カッ…ドーン 全裸友「軽い軽い!」 8号「プチガルガレーテン!」ビシュンビシュン 全裸友「ぐああああああ!」 8号「ピチビリビリ!!」ビリビリビリ 全裸友「くそっ全裸だから電撃攻撃だと!?」 女「どうしようどうしようどうしよう!!」 全裸友「女さん、警察を呼べ!君だけでも助かるんだ!」 女「逃げちゃダメ逃げちゃダメ逃げちゃダメ逃げちゃダメ・・・・・・逃げちゃダメ!!」 刑事「女のバイクがない!5号を連れて行ったな!」 全裸友「女さん!」 女「……ジャンラー・変身!シュール」 ―――キュリキュリキュリン!! 全裸友「女さんが未確認生命体4号………」 シュール「正しくはシュールジャンラーよあなたと同じ」 全裸友「ジャンラーだと?」 シュール「あら?知らずに使ってたのかしら」 全裸友(世界によって呼び名が違うのかもしれないな) シュール「さて、あんたは何だか強そうね」 8号「プチクスプチガルテンクス!」 シュール「たぁ!」シュッ 8号「ブギリリリ!!」ギュイン シュール「くぅっ!ライスシューター」タタタタタ 8号「ギプキテキクス!」カキキキキン シュール「きゃあ!」ザクッ 全裸友「くそ、俺にもっと力があれば………」 刑事「5号!それに4号!!」 シュール(け、刑事さん!こんな所で負けたら正体が!) 8号「ガルテン・・・・」シュン! シュール「なっ消えた!」 刑事「そこまでだ4号、お前を逮捕する」 全裸友「ちょっそりゃねえよ!シュ……4号は今まで数々の怪人を倒してきたんだろ?味方としか考えられないだろ!」 刑事「4号が暴れたせいで死者が出たのも事実、市民はお前を受け止めない」 ジャンラー・解除 刑事「なっ・・・・・」 女「………分かりました、私を逮捕してください………刑事さん」 警官「まさかあんたが4号だったとはな」 女「・・・・・・」ガチャン 刑事「警察内部の情報が洩れていた理由がこれではっきり分かったよ」 女「黙っていたのはごめんなさい!でもそれは違います」 刑事「うるさい!これ以上私に干渉するな」 女「はぅ!!…………」 友「おいちょっと待てよ」 刑事「なんだ5号、お前も同罪の身だ早く独房に戻れ」 友「女さんはなぁ!今までたった一人で怪人を!」 刑事「戻れと言ってるんだ!!」 友「ちっ」スタスタ 刑事「この二人から目を離すな、何があってもだ」 警察「了解であります」 独房隣り 警官「zzz」 女「友君は平行世界から来たって本当?」 友「ああ、女さんそっくりの人がいたんだ、もちろん名前も一緒の」 女「へー不思議ーその世界の女さんは可愛かった?」 友「あ、ああ超可愛かった」 女「そっか…………」 友「女さんはなんで変身出来るんだ?」 女「樹海奥地に3万年前の遺跡があってね、父が調査してたの。18年前に巨大な地震で父は死んじゃったけど・・・・・・ 私が大きくなってから、父が最後に掘っていた装飾品を母がくれたの ちょうどその時、街に怪人たちが出てきて友達が襲われて………無我夢中で叫んだら…………」 友「変身したのか」 女「一生懸命戦ったのに、友達は………友達は………」ヒック… 女「怪人を倒した後にやってきた刑事さんといつの間にか仲良くなって………一緒に遊んで………たくさん話して………」 女「私ってなんなんだろう」 友「ヒーローだ」 女「ヒーロー……?」 友「あんたは絶対ヒーローになる、この世界を救う」 女「まさか、私は街の人に受け入れられてもいないのに」 友「いや絶対なれる、俺はそう思う」 女「………どうせなら一緒になろうよ、ヒーロー」 友「ああ、必ず」 8号「ガルテスガルテス、ガルガンテス」 刑事「くそ、また出やがった!機動隊前へ出ろ!俺もライフルで援護する」 機動隊「でやあああああ!!」 刑事「人手がまだ足りねぇ処理班も武器を持て!」 機動隊「ぐああああああ!」ドサッ 処理班「・・・・・・ゲフ」 刑事「な、何やっている処理班!それは味方……」 処理班「ゲフフフフフ!ゲハハハハハハハ!!!!ヘンシン9号」 刑事「まさか………怪人だったというのか」 8号「プチガルテンクス…」 9号「ゲフフフフフフフ………」ブンッ 刑事「なんて事…だ」グサッ 前回の話、男の元の世界で突然女が消える。しかし回りは誰も覚えていない。 そうこうしている間に今度はクラスの委員長まで消えてしまう。そして次は自分たちの番だった。 男と友は自分の世界から並行世界へ飛ばされる。 男は戦争の国へ飛ばされ女と出会う。 ジャンルライドゥと叫び敵と戦う女は元の世界の女とは全く別人だった。 見事戦いに勝利を収め自分の世界に帰る筈だった。 友は男とはぐれまた別の並行世界、強制新ジャンル世界で透視能力を持つ女と出会う。 彼女の世界は新ジャンル能力がないと生きる価値なしの生き残り競争の激しい並行世界だ。 死闘の結果、友はジャンルライドゥ「ゼンラ」を身につける。 並行世界に二人の女、徐々に分かりゆく並行世界。 友が次に飛ばされたのは新ジャンル=怪人の世界だった。彼はそこで第三の女と出会った。 ビーッビーッビーッビーッ 緊急連絡、緊急連絡 未確認生命体8号、9号が中央都市区へ侵入。市民の安全を守れ、怪人を撃破せよ! 警官「んあ?これはヤバイ早く何とかして逃げないと!!」 友「チャンスだ女さん!」 女「だ、脱獄するの!?」 友「それしか方法はない!」 ジャンルライドゥ…ゼゼゼゼンラ!! 全裸友「はぁ!」ボキンッ 女「あんな物で壁を粉々に・・・・・・前くらい隠してよ」 全裸友「さあ行こうぜ」 市民A「きゃあービルが倒れる!」ワーワー 市民B「娘が、娘が家の下敷きに!!」イタイヨー 誰か助けてー 全裸友「そぉい!」グイグイ! 全裸友「怪我はないかい?」 娘「ぎゃああああへんたいだー!!!」 市民B「化け物!」ゲシッ 全裸友「はうう!」 女「友君は怪人を!私は市民を助けるわ!」 全裸友「お、おう」 市民A「ぎゃああああ潰される!!」 女「ジャンラー・変身、シュール!」 ―――キュリキュリキュリン 市民A「いやぁああああ!!!……………?」 シュール「………もう大丈夫ですよ」 市民A「か、怪人だぁ!!!」 シュール「そんな!私は違い…」 市民A「怪人帰れ!怪人帰れ!」 市民B「お前なんか警察に処刑されろ!!」 シュール「まっ待ってください!」 市民C「怪人が喋った!!しんじまえ!」 市民D「お前らなんかき え て な く な れ !」 シュール「そんな………私は…」 全裸友「大丈夫、女さんはそんな弱い人間じゃない」 シュール「そんな事ないです………辛いです」 全裸友「前の世界の女さんはポジティブの塊だったぜ?同じ人なんだから絶対ヒーローになれるって」 シュール「………はい」 8号「ガルテンクスクスクス」ガチャ 全裸友「ガトリングガンだと!?」 シュール「皆さん伏せてください!」 8号「ガルガルガルガル!!」ドルルルルルル!!!! 市民C「きゃあああああ!」 シュール「危ない!」ドドドドシュッ!!!! シュール「くぅ………大丈夫ですか?」 市民C「怪人が………」 シュール「大丈夫そうですね………」 娘「きゃあああああ!!」 9号「ゲフフフフフフ♪」スリスリ 娘「やめてったら!!」ガスガス!! シュール「セット・オン、ライスシューター!!」パシュン!! 9号「ゲフ?ゲフフフフフゥ!!!!」ドガーン シュール「はぁ…はぁ…」 娘「お、お姉ちゃん……大丈b」 市民B「娘ちゃん近付いたらダメよ!!」 シュール「はぁ……くぅっ………」 市民B「怪人が怪人を倒しただけよ!近付いたらダメよ!!」 娘「・・・・ノシ」バイバイ シュール「・・・・・・」バイ… 全裸友「助けてシュールさーん!!」 8号「プチガルテンクス!プチガルテンクス!」バシッバシッ!! シュール「ライスシューター!!」パシュン!! 8号「ゲルゲラゲロゲル!!」カキン! シュール「効かない!?肉弾戦か!」ドスドスッ…ドスッ! 8号「ゲルゲラゲ!」パシッパシパシ…ドシュッ シュール「ゔぇ………げぇ………」ガクッ 全裸友「シュールさん!!」 市民D「ぶっころしちまえ!!」 市民A「そのまま斬りきざめ!」ワーワー 8号「ルテクス……オロカナリ!」 全裸友「喋れるのか…グォッ」 ジャンルライドゥ…解除 シュール「………はぁ………はぁ」 市民B「そんなのすぐに駆け付けてくれるわよ!いいから早く来なさい!」 娘「お姉ちゃん一生懸命戦ってるんだよ!何で応援しないの!?」 刑事「はぁ…はぁ……すまない市民の皆さん………」 シュール「刑事さん!その傷は!?」 刑事「警察の機動部隊は………全滅しました」 市民B「何ですって!??」 市民C「ふざけないでよ!」 市民D「何やってたの?」 刑事「未確認生命体合同捜査本部に連絡したが繋がらない、向こうもやられたようだ………この世界に逃げて助かる場所はありません」 市民B「絶望じゃない!あなた私たちにくたばれと言いたいの!?」 刑事「ただ助かる方法が一つだけあります………彼らを応援する事です」 シュール「刑事さん………」 友「くそっ………まだ策があるはずだ」 市民B「こらっどこへ行く気!?お母さん所に戻りなさい!!」 娘「お姉ちゃん頑張れー!」 市民B「怪人なんて応援してどうするの!悪い怪人は警察に任せたらいいの!!」 娘「じゃあ何で警察がどこにもいないの!!」 友「そういえば……!」 刑事「私は間違っていた、彼らは怪人を倒す為に立ち上がったヒーローなんだ それを見た目で判断し結果こんなに被害が広まった……間違っていたのは我々人間だ!」 シュール「刑事さん!」 キュリキュリキュリン―――ピカッ 友「シュールさんの体が……俺も光ってる!?」 シュール「こんな所で………負けて…………たまるか!!」カッ!! 友「何だか分からんがこれに賭ける!・変身!!」 合体ファイナルジャンルライドゥ……シュール!! 8号「プチルンガルガルガルバカナァ!?」 シュール友「・・・・・・とりあえずお前、米食えよ」 8号「バカナァ……プチガルガッタイシテン!?」 シュール友「合体………?」 シュール(ちょっとイヤラシイ想像しないでよ!!) シュール友「何だか知らんがやらしい響きだ!」カッ!! 8号「プチガルテンクスホロビサレ!」バシュバシュバシュ!! シュール友「ギガシュールブレイク・ライスボール!!」ドゴオオオオオ!! 8号「ソンナ・・・・フザケルn」ドゴオオオ… ジャンルライドゥ…解除 友「…マジで一緒にヒーローになったね」 女「かぁ///……バカ」 周囲「「「「・・・・・・・」」」」 友「あれぇー?・・・・・」 女(やっぱりマズかったかな・・・・合体とか、ビジュアル的に) 娘「お姉ちゃんすごーい!ヒーローみたい!!」パチパチパチ 刑事「ああ、凄いな」パチパチパチ 市民A「ま、まぁ一度助けられたし」パチパチパチ 周囲「すげぇぞ!」パチパチ「よくやった」パチパチパチ 「毎朝新聞の物ですが」「よく出来た全裸だ!!」パチパチパチ 刑事「すまない、私は君を誤解していた」 女「いえ、そんな良いんです……」 友「よかったよかった」 刑事「これからは警察と……いや私と協力してくれないか?」 女「そ、それってプロっプロ……」 刑事「もちろん友君、君もだ」 友「いやぁ俺は…」―――キュイーーーン 友「ああ、また良いところで」 女「お別れなの?」 友「ああ、また女さんとはお別れだ、でもまた逢えるさ」 刑事「じゃあな、ヒーロー」 キュイーーーン!!キラキラ… 刑事「行っちまったな………」 女「あの………さっきのはプロポーズですか?」 刑事「え?………そりゃあ」
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/486.html
中国チベット自治区ラサでは依然混乱が続いており――― 男「おいおいおい、おっかねぇな。中国。オリンピックできんのかよ」 女「なーんか、怪しいからねぇ。中国。こないだの毒ギョーザ事件、どうなったんだっけ結局」 男「んー……知らね。未解決じゃない?」 女「このまま迷宮入りだよきっと」 男「怖ェなオイ」 チベット亡命政府指導者のタライ・ラマ氏は――― 男「タライ?」 女「ドリフ?」 『国家主席と対話の機会を設け、解決に向けて尽力したい』カーン 『だめだコリャ!』 とのコメントを――― 男「ラマ本気だな」 女「これは一荒れくるかもよ……」ゴクリ
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/33.html
ピンポーン 男「はー…い?女?」 女「うぇ、ぐす、ひっく、開けて」 男「あ、ああ」 ガチャリ 男「ど、どうしたんだ」 女「お母さんと喧嘩して、ふぇえ、家出してきた、うぐっ」 男「全裸でか」 女「そ、それは、親のお金で買ったものは一切持っていくなって」 男「よし、帰れ」 女「そんなひどい!男くんは裸の女の子を放り出す鬼畜だったの?」 男「これ、俺の服だけど貸してやる。で、帰れ」 女「えー、もうちょっとだけいいじゃんスゲージャン」 男「帰れ」 女「大丈夫!学校の用意一式とゴムはちゃんと持ってきたよ!」 男「帰れェェェェェ!!!!」
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/153.html
「……ぎゅー!」(たん!)「ぎゅー!」(たん!)「ぎゅー!」(たん!)(たん!) 「ぎゅー!」(たん!)「ぎゅー!」(たん!)「ぎゅー!」(たん!)(たん!)(たん!) 「ぎゅー!」(タン!)「ぎゅー!」(タン!)「ぎゅー!」(タン!)(タン!)(タン!)(タン!) 「ぎゅー!」(たん!)「ぎゅー!」(タン!)「ぎゅー!」(タン!)(タン!)(タン!)(タン!)(……………たん!) 「女ちゃん負けー!」「えー?ちゃんと手ぇ叩いたよぉ!」「いやぁ……アレは明らかに遅れてたよ」「女友ぉ!」「はい、一枚脱げー!」 「うぅ……」「よっしゃ男、ぱんつまであと一枚だぞ!」「応とも友よ!いくぜぇぇぇええ!!」 「………………なんで靴下は残してるんだろう……?」
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/314.html
「あなた……とんでもない悪霊に取り憑かれているわ! 名前をモンキッキーに改名しないと地獄に堕ちるわよ!!」 浅川「……ってなんか占い師のバァさんに言われたんだけど、どうなのその辺」 山村『失敬な!あたしは悪霊じゃありません!』 サマ『そうだよ!それは怒っていいよお兄ちゃん!』 佐伯『そうよねぇ。最近はストーキングもしてないし』 浅・山・サマ「『『………………………』』」 佐伯『え?何?』 山・サマ『『なんでもない……』』 浅川(待てよ……悪霊の定義といえば人間に危害を加える幽霊……。とすると、 佐伯→ストーカー・悪霊 サマ→部屋を掃除したあとわざわざエロ本を机の上に置いていく・悪霊 山村→NEET☆) サマ『どうしたのお兄ちゃん。……なにその塩』 佐伯『ちょっと!なんで投げるの?しみる!目にしみる!!』 山村『やめなさいよアンタ!……なんであたしには投げないのよ!!』 浅川「うるせぇ!NEET☆だって生きてるんだよぉ!!!!」 山村『……なんか知らないけどムカつく!!』
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/270.html
新ジャンル「追いかけクール2」 444 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/22(水) 04 13 41.30 ID gE72R4bY0 350へ 男の有り無し機能はついてません(´・ω・) ttp //meynohinannjo.mad.buttobi.net/Mayfiles/kakugo.jpg 494 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/22(水) 16 34 05.71 ID cnNLumsZO 保守がてら昨日の友と嬢とかの話の続きを少し セバス「何故、このお屋敷は、こんなに、広いんでしょうか」 セバス「掃除を、するだけでも、大変です」 セバス「あら? 確かこちらはお嬢様が友とかいう男を監視するときに使っていた部屋では?」 セバス「確かここに名前を入れるとモニターに……彼の名前は他人Aさんだったはずですが………出ました!」 一時間後 嬢「あら?ぬいぐるみを抱いて何を見ているのですか?」 セバス「!? い、いえ、何でもありません」 嬢「ん? お邪魔しちゃいましたね。どうぞ気にせずに見ていて下さい。 ふふ」 セバス「いえ、あの、そういう事では……行ってしまわれた…」 嬢「やっぱりあの子も女の子ですね♪」 495 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/22(水) 16 38 13.02 ID 4XN3YEdMO 女なのか! 620 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/23(木) 16 10 50.54 ID be07145R0 嬢「あ、あの!女さん!」 女「なんだ?」 嬢「私にも、その……あの…」 女「何が言いたいんだ?」 嬢「あの……私にも追いかけの極意を教えてください///」 女「は?」 621 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/23(木) 16 11 31.62 ID be07145R0 女「なるほど、なるほど……友のことをそんなにもねぇ……」 嬢「だ、駄目でしょうか?」 女「別にいいが……相手は友だぞ?」 嬢「友さんじゃないと駄目なんです!!」 女「わかった、わかったから、乗り出さないでくれ。 少し苦しいぞ」 嬢「あ!すいません、つい……」 女「嬢も可愛いところがあるんだな」 嬢「///でも、女さんだって男さんの話になると熱くなるじゃないですか?」 女「当たり前だろ?大好きなんだからな」 嬢「……そうですよね。当たり前ですよね!」 女「あぁ、当たり前だ!では、さっそく極意を教えてやろう」 嬢「はい!お願いします!」 622 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/23(木) 16 12 00.22 ID be07145R0 女「まず、いつも好きな人の事を思い浮かべる」 嬢「はい」 女「ずっと、好きな人の事を考える」 嬢「はい」 女「ず~っと、夢に出てくるぐらいイメージする」 嬢「はい」 女「……」 嬢「……」 女「……」 嬢「はい?」 女「?」 嬢「え?それだけですか?」 女「それだけだが?」 623 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/23(木) 16 27 06.57 ID be07145R0 一週間後の下校中 嬢「……本当にアレだけで大丈夫なのかしら? 女さんは『それだけ相手の事を考えていたら体が勝手に動く』って おっしゃってましたけど……」 嬢(あ!友さんだわ!あれ?なにかしら? いつもと一緒だけどいつもと一緒じゃないこの感じは!?) 嬢(か、体が勝手に友さんを追いかけてしまう!!) 友「ん?なんか視線を感じるなぁ……」 嬢(あぁ、友さんから眼が離せない~) 嬢(で、でも友さんに隠れてこんなことをするなんて…… 見つかったら絶対に嫌われてしまいますわ……) 624 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/23(木) 16 27 28.22 ID be07145R0 友「?……!?あの電柱の後ろにいるのって嬢さんだよなぁ? なにしてるんだろ?……ってか俺を見てる!?」 嬢(!?友さんと目が合ってしまいましたわ!こちらに近づいてくる…… ど、どうしましょう……あぁ、嫌われる嫌われる嫌われる……) 625 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/23(木) 16 34 07.60 ID be07145R0 友「な、なにしてるの?嬢さん?って泣いてる!?」 嬢「グスッ……絶対に友さんに嫌われたぁ…… もう、明日から学校に行けないよぅ……グスッ」 友「泣かないで?俺は嬢さんのこと、嫌ってなんか無いよ?」 嬢「え?友さん?で、でも私、友さんの事追いかけてたんだよ? す、ストーカーって言われても否定できないんだよ?」 友「こんなにかわいい人だったら喜んでストーカーになって欲しいよ!」 嬢「そ、そんな///じゃ、怒ってないんですね?」 友「……いや、怒ってはいるかな?」 嬢「!や、やっぱりわたし……」 友「普通に喋りかけてくれたら、もっと早くに仲良くなれたのにね」 嬢「!?はい、ごめんなさい」 友「って、まぁ俺からも喋りかけなかったからあいこだけど」 嬢「あ!ふふっ、そうですわね」 友「じゃぁ、一緒に帰ろうか」 嬢「はい!!喜んで」 女(やっぱり嬢は、正々堂々としてて方が可愛いな) 男「おい、今日は俺じゃなくて誰を追いかけてるんだ?」 女「いや、ちょっとな。……もしかして妬いてるのか?」 男「な!?ちょ……」 女「心配するな。私は男しか追いかけないよ。 いつまでも、いつまでもな」 男「……ありがとう」 ~fin~ 626 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/08/23(木) 16 40 16.53 ID be07145R0 前スレの1ではないが…… 最後のSSでした。 PREV 新ジャンル「追いかけクール」02_vol03 NEXT コメント 感想・要望などご自由にどうぞ
https://w.atwiki.jp/wixi/pages/676.html
男「この世には音読すると死んでしまうという詩があるらしい」 女「あー、聞いたことある」 男「聞いたことあるの!?」 女「話に、ね。実際詩を聞いたって意味じゃないから」 男「そっか。セーフ」 女「セーフ」 男「で」 女「で?」 男「なんだっけ」 女「何が?」 男「タイトル」 女「詩の?」 男「詩の」 女「………あー」 男「ロ……ロミオ?」 女「いや、そんな煙突掃除でオコジョを相棒にしてる主人公みたいな名前じゃなかったと思う」 男「アミノ?」 女「人間に不可欠な栄養素っぽい名前でもなかったよ」 男「ドミノ?」 女「あー近い!限りなく正解に近いブルー!でも違う!もっと、こう……苗字っぽい名前!」 男「鈴木」 女「違う!遠い!天体に例えると地球と月だったのが地球とイクシオンくらい遠のいた!」 男「イクシオンとは太陽系で冥王星よりさらに遠いところにある星のひとつです」 女「……っていうか、正解思い出したから言っちゃっていいかな?」 男「だめ」 女「………なんで」 男「こわい」 女「………」 男「………」 女「トミ」 男「わー!!」